①「自然に菌が増えたら『腐敗』! 人間が意図的に特定の菌を繁殖させたら『発酵』! 分かった?」
②「うーん。じゃあ、これは? 菌が生育してるけど……」
①「えっと……、どっちだ? 雑菌が増えてるわけじゃないから『腐敗』とか『腐ってる』……とかじゃないけど……自然だし……。あれれ??」
問題:①と②の二人は、何を見て話している?
真実:『①と②が指している何か』には、これまで人間は一切関与していない。
ヒント1: これは知識問題の気があります。
知らないと分からないかも?
ヒント2: ①と②は森に居ると考えてよい。
次のヒントは知らない人向けの決定的な情報にしましょう。
ヒント3: 菌類の中に、子実体(しじつたい)と呼ばれる繁殖目的の構造を
人間が裸眼で容易に発見できる場所に生やす種類がいる。
それは菌糸と呼ばれる糸状の構造を寄り合わせて、例えば傘状を形成する。
子実体は、例えば木の根元や樹皮上にそれを発見することが可能である。
木に生えた茸(きのこ)